元証券マン解説、よい投信とダメな投信

Aleksei Morozov/iStock

2019年に話題となった「老後資金2000万円問題」によって、資産運用に関心を持つ人が増えています。そして、初心者でも少額で世界中のあらゆる金融商品に投資できる投資信託(ファンド)の人気が高くなっています。

しかし、一般社団法人の投資信託協会によると、現在投資信託は6,000本近くあり、どれを選べば良いのか迷う人も多いでしょう。

そこで、この記事では証券会社で勤務経験のある筆者が投資信託を選ぶポイントについて解説します。

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長期での運用成績を比較する

投資信託は、投資のプロであるファンドマネージャーが運用してくれる金融商品です。しかし、「プロが運用してくれるから、どの投資信託(ファンド)でも安心」というわけではありません。プロといっても実力差があるからです。
そのため、投資信託は過去の実績をチェックすることが大切です。

ただ単純にすべての投資信託を比較するのではなく、同じ投資先のタイプで比較しましょう。たとえば、日本の株式に投資する投資信託(ファンド)と、外国の債券に投資する投資信託(ファンド)を比べても意味がありません。

また、同じ期間の成績で比較することも大切です。A投資信託(ファンド)は過去1年、B投資信託(ファンド)は過去10年と異なった運用期間の成績を比べても意味はないからです。

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執筆者
山下 耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社で営業・マーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。保有資格は証券外務員一種。ツイッターは@yanta2011