店内のものがほぼすべて100円(税別)で購入できる『100均』のお店。取扱商品のジャンルも幅広く、頻繁に利用している、という人も多いでしょう。
「大手100均」では、コロナ禍でも業績を伸ばしている企業も多いことから、老若男女問わず、幅広い層に支持されている業態であることがうかがえます。なかには「え!これも100円なの?」という高見え商品もありますから、節約目的で利用しつつ、一種の趣味として「100均」を楽しんでいる人もいるかもしれませんね。
今回は、「100均」に夢中になった3人の女性が、そんなはずじゃなかった」というエピソードをお話ししてくれました。
自称『買い物上手』の私を瞬殺した、ママ友のひと言とは?
~Aさんの場合~
近所に某有名チェーンの100円ショップが開店したのをきっかけに、ハマってしまったというAさん。生活雑貨や食品、文房具、ありとあらゆるものをこちらのお店でそろえるように。
「隣にスーパーとドラッグストアがあるんですけれど、私が買い物に行ったときに最初に入るのは100円ショップ。
こちらで必要なものを買ってから、生鮮食品とか、いつも使うブランドのシャンプーとか洗剤とか、どうしても100円ショップではそろえられないものをスーパーとドラッグストアで補うという買い物の仕方をしていました。」とAさん。
かなり節約できていると思っていたAさんですが、家に遊びに来たママ友の言葉に愕然としたといいます。
「100円ショップで買った、某有名メーカーの食器用洗剤を使っていたのですが、ママ友がそれを見るなり、
『これ、たしか〇〇スーパーで、この間半額で売っていたよね。』と言ったんです。〇〇スーパーは、例の100円ショップの隣にあるスーパーの名前。
『よく見るとね、あのスーパー、いろんなものが安いのよ。排水溝用のネットもお弁当に使う、おかず用のカップなんかも100円しないの。塩コショウとかチューブ入りの調味料とかも78円とか88円じゃなかったかしら?』と言うんです。安く済ませていたつもりが、実は他より高い値段で購入していたなんて…。もうがっかりでした。」