コロナ禍での帰省は控えるべき?
年末年始の帰省もお盆と同じように自粛ムードが続くことは、ほぼ決定でしょう。
家族や親族間では「濃厚接触」が発生しやすくなります。都会から帰省した人から、田舎の高齢者にうつしてしまう可能性もあります。同じ鍋を食べたり、同じ空間で眠ったりすることは感染リスクが高まる行動になります。また気温の低下や空気の乾燥で人の免疫力が弱まることもあるので、これからの季節は特に慎重な行動が必要でしょう。
帰省や外出するときに感染リスクを下げるポイント
さて、それぞれの事情・理由で「帰省すること」を選んだ場合は、極力感染リスクは下げたいですよね。
気をつけるポイントとしては泊まりがけではなく日帰りにしたり、マスクを着用して近距離で話さないようにしたり、アルコール消毒や換気をこまめにしたりなどの基本の感染対策をしっかり行うことです。
また食事の際も食器やコップなどの共有は辞め、大人数で料理をつつくような鍋や大皿料理も避けた方が良いでしょう。
帰省時の移動は電車やバスなどの公共交通機関の利用は控え、マイカーで帰省するのも感染リスクを下げるポイントにはなり得ます。なるべく人ごみは避けるように移動し、少人数で集まるようにしましょう。
持病を抱えた高齢者がいる場合は帰省を控える
田舎の両親が高齢で持病を抱えている方は、感染リスクを考えると帰省をあきらめる方も多いのではないでしょうか。帰省したい気持ちが強くても、人の命や健康は大切です。
「帰省先でクラスターを発生させたくない」、「県外ナンバーの車だから目立つ、気が引ける」という方もいらっしゃいます。また帰省をプレッシャーに感じていた方なら、コロナで帰省できないことを口実に肩の荷が下りた方もいるかもしれませんね。