「心ない噂」に神経をとがらせる…

終息の兆しが全く見えないコロナ禍。

連日のように、メディアでは感染者数の増加のニュースが流れています。

クラスタが起こると、地域や年齢、感染ルートなどまで報道されるケースが多いですよね。地方在住の身としては、「ここまでニュースで報道されると誰なのか特定できるのではないだろうか」と思うことがあります。

小さい市町村に暮らす場合などは、知り合いの間で陽性者が特定されてしまうのではないか…、という点はどうしても気にかかってしまうでしょう。「心ない噂」としてあっという間に広まってしまったら、大人であっても心が折れてしまうかもしれません。

「夜の繁華街での会食は控えよう」、「クラスターが発生しそうな場所は避けよう」などという報道が、結果的に抑止力に繋がることは良いことです。でも、いつ自分や周囲の人が感染しても不思議ではない現状。

「コロナに感染した人は悪い」といった偏見を生む風潮は、払拭されるべき。特に学校や保育園、幼稚園のような場所は、たやすく「行かない」という選択肢をとることができない家庭がほとんどでしょう。