災害時への備え2.鳥類の場合
鳥類の場合も基本的には体の小さな哺乳類と同じような準備で大丈夫です。ただ羽を使って飛ぶことができる鳥類は、ちょっとしたすきに逃げてしまうという危険性もあります。事前に迷子用のポスターなどを作っておいたり、特徴のわかる写真や画像を用意しておいたりすると安心です。またケージの扉が簡単に開かないように繰り返し使える結束バンドやナスカンなどを用意しておくのもおすすめ。
鳥類の中には暗くなると食事をとらなくなるものもいます。災害時のストレスで食欲がダウンしてしまったときには、夜でも食事をとらせられるように電池式のライトなどを用意しておくと便利ですよ。
災害時への備え3.爬虫類の場合
ペットとして飼育されている爬虫類の多くは温度管理が必要。でも災害時には停電になることも多く温度管理が難しくなります。防災グッズにはフードなどの基本的なもののほかに、使い捨てのカイロやコンセントプラグが差し込めるモバイルバッテリーなども準備をしておきましょう。
また家から避難場所への移動に備えて丈夫なプラスチックケースと、ケースが入る保温バッグを用意しておくこともおすすめです。
災害時への備え4.魚類の場合
魚類の場合、水槽内に空気を送り込むポンプを使用している場合が多いですよね。こちらも災害時の停電で使用できなくなったときに備えて、電池式のエアーポンプや酸素が出る石をフードなどと一緒に用意しておきましょう。熱帯魚など温度管理が必要なペットにはモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。水槽が大きく電気を多く使用する場合には、発電機や大型の蓄電器の購入も視野に入れておきましょう。