退職金運用に向く3つの金融商品とは

その1・投資信託

少額から始められることから資産運用の初心者はもちろんのこと、投資経験者にも人気の金融商品の代表選手といえるのが投資信託です。実は国の制度で政府も後押ししているニーサやイデコも投資信託で運用する商品があり馴染み深い金融商品ともいえます

ただ投資信託がどういったものかよく分かっていないという方もいらっしゃると思います。
そもそも投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が日本国内外の株式、債券、不動産などに投資・運用する金融商品です。

運用の専門家が運用するとはいえ、投資信託の運用成績は、市場環境などによって変動します。つまり利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず元本を下回ることもあるということは理解する必要があります。

現在日本では約6000本もの投資信託がありますが、退職金の運用先としておすすめなのは、世界の株式に投資するタイプの投資信託です。理由は投資の基本である「長期・分散・積み立て」に向いているからです。

世界株式は短期的には上下に変動はするものの、過去の実績から世界経済の成長とともに長期的には順調に上昇しています。また世界経済は今後も人口増加等を背景に持続的な成長が予想されており、世界株式への投資により世界経済の成長の恩恵を受けることが期待できるといえます。