2020年冬のボーナス見通し

2020年冬のボーナス見通しについて、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調べ(※3)によると大幅な減少が想定されています。民間企業の冬のボーナスの平均支給額については34万7806円(前年比10.7%減)と新型コロナウイルス感染拡大の影響が本格化し、大きく減少する見通しです。減少幅もリーマンショックの影響で大きく落ち込んだ2009年並みまで拡大すると予想されています。

業種別でみていくと、こんな感じです。

《業種別の2020年冬のボーナス見通し》

  • 製造業…46万4871円(前年比9.2%減)
  • 非製造業…32万3719円(同11.1%減)

このようにCOVID-19 流行の影響をより大きく受ける、非製造業での減少幅のほうが大きくなると見込まれています。一方、国家公務員(一般行政職の平均)については65万7,900円と、4.3%の減少幅にとどまりました。

【参照】
※2 ニッセイインターネットアンケート~「夏のボーナス・新型コロナウイルス感染症の影響」について~
日本生命保険相互会社(2020年7月3日発表)
※3 「2020年冬のボーナス見通し」三菱UFJリサーチ&コンサルティング 2020年11月9日発表