ポイント①スモールステップで始める

運動嫌いの人にとっては、 とにかく小さな一歩から始めることが挫折を防ぐコツです。理想のレベルをいきなり設定してはいけません。

例えば毎日30分ウォーキングしようと決めても、それまで運動習慣のなかった人にとってはハードルが高いでしょう。しかし、1日1分の足踏み運動ならどうでしょうか?

「さすがにこれはできる」というレベルから、小さな成功体験を積んでいくことが重要です。小さなステップをクリアした後は、3日、1週間とゆるやかに運動強度を上げていけばいいのです。自分を“だましだまし”慣れさせていきましょう。

ポイント②ながら運動で「嫌い」をごまかす

運動へのハードルを低くするには、「ながら運動」から始めてみてください。言ってみれば、“気を紛らわしながら”体を動かすのです。例えば、以下のような方法があります。

  • TVドラマを見ながらプランク(体幹トレーニング)
  • お笑いのYouTubeを見ながらトランポリン
  • 音声コンテンツ(VoicyRadikostand.fmなど)を聴きながらウォーキング

ポイントは、自分が好きなことと、ほどよい負荷の運動を組み合わせることです。その点では「家事をしながら筋トレ」という方法もありますが、向き不向きがあるでしょう。なぜなら、家事が好きでなければ、“運動嫌いをごまかす”効果を感じられないからです。