「この職場、もう辞めたい」と思ったエピソード
休みを取るのに4人の部長に申請
IT企業で働くようになって3年目のAさん。いきなり退職した4人の仕事を背負わされ、休みの取得にも苦労したようです。
「社会人経験もまだ2年とちょっとで、仕事のやり方に慣れようと必死でした。ただその間、いろんな部署のいわゆる下っ端の人たちが4人も退職。辞めた人たちの仕事が集中し、結果として5人分の仕事をこなすハメになった」と嘆きます。「残業も増え、体力的にも精神的にも苦しかったです。一番つらかったのは、休暇申請。休日出勤の代休申請を引き継いだ4人、それぞれの部署の部長に提出しなければなりませんでした。
『休みの間、その仕事は誰に任せるのか』と部長に聞かれ、誰に依頼すればいいですか?と尋ねても『誰かと適当に調整して』といわれるばかり…。新人だから頼む相手は先輩ばかりで恐れ多いし、1日休むのに4人の部長への申請とそれぞれの仕事の申し送りは大変すぎて、心が折れそうでした」と話してくれました。
「手柄は自分のもの、ミスは後輩のもの」にする先輩の存在
証券会社に勤めて4年目のBさんは、最悪な先輩の話をしてくれました。
「もう30代半ばなのに、『コレやっといて』と仕事を人に丸投げ。自分は喫煙室で携帯を触りながら一服。私がまとめた資料や企画書をあたかも自分が作成したかのように部長や役員に説明する」と憤慨します。「ミスや失敗があると『コレは〇△さんがまとめてくれたんですけど、数字が間違ってるんで自分が直しておきます』と後輩の名前をあげる」のだそう。「どれだけ性格が悪いのか…」と、あきれた表情で話してくれました。