国民年金の保険料「未納」を続けた人の末路~未納率の実態~

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すぐに支払えなければ手続きを!

国民年金への加入は法律で義務付けられているため、年金保険料を納付しない年金未納者は厳しく徴収されてしまいます。

しかし、収入が少ない、病気になって働けないなど保険料を納めるのが困難な人には納付猶予や免除などの救済措置が用意されています。状況によっては、全額免除と認定される場合もあるので、市町村の役所の年金課や年金事務所で相談をしましょう。

手続きを行っていれば未納とはならず、免除や猶予が承認された期間については、年金の受給資格期間に参入されます。ただし、将来の年金額は保険料を全額納付した場合と比べて低くなることは知っておきましょう(年金受給額を増やすには、保険料免除や納付猶予になった保険料を追納する必要があります)。

さいごに

国民年金は、老後の生活や万が一のときの生活を世代で支え合うための仕組みです。「自分は払いたくない」といって支払いを避けていると痛い目を見るかもしれません。

保険料を未納にすると、将来年金がもらえないだけでなく障害年金や遺族年金などの保障が受けられなくなってしまう可能性もあります。もし納付が困難ならば、保険料免除制度や納付猶予制度を利用しましょう。

参考

「令和元年度国民年金の加入・保険料納付状況」厚生労働省年金局
「平成29年 国民年金被保険者実態調査」厚生労働省年金局
『「国民年金保険料強制徴収集中取組期間」の結果について』日本年金機構
「日本年金機構ホームページ国民年金保険料」日本年金機構

石黒 杏樹

参考記事

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執筆者

栄養士として病院や保育園に勤務した後、フリーのWEBライターとして独立。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を独学で取得しており、主に金融ジャンルの記事を執筆しています。お金に関する知識や生活に役立つ情報を分かりやすく発信していきます。