企業規模関係なく、効率的に貯蓄する工夫

就職バブル期の“売り手市場”の時代とは違い、簡単に希望の会社に転職、というアクションが起こしにくい現代。企業規模の違いを嘆いてばかりはいられません。今、自分が得ることのできる収入の中から、賢くやりくりする必要があるでしょう。そこで、効率的な貯蓄方法について、以下に例を挙げます。

積み立て型の保険に加入する

「手元にお金があるとついつい浪費してしまう」という人、積み立て型の保険はいかがでしょうか。毎月一定した積立額を払い、将来お金が必要になるときに備えるタイプの保険です。月5,000円程度の少額からスタートOK、掛け捨てではないため満期時には利息がつき、いつ解約しても返戻金は100%といった商品もあり、気軽に始められそうですよね。

固定費や生活費の徹底見直し

インターネットの接続費、スマホ代などの、「収入の増減にかかわらず一定の額で出ていくお金」は見直しが必要でしょう。現在ではさまざまな格安プランやセット割引などが多数出ています。「なんとなくこのままにしてしまっている」固定費は、ぜひスリム化を図ってください。また、もう何カ月も行かずに会費だけ引き落とされ続けているジムは退会する、タクシー利用をやめて自転車や徒歩にする、といった「やめようと思えばやめられそう」な出費もリストアップしてみましょう。

キャッシュレス決済、ポイントカードの有効活用

クレジットカードやポイントカード使用によるポイント還元も、“ちりつも”貯金につながります。光熱費など毎月引かれる公共料金もクレジットカード決済にすると、定期的にポイント加算されますよね。上手な利用方法のコツとしては、あまりたくさんカードを作らないこと。1社のカードに絞って使った方が、ポイント累計高の把握がしやすく、節約のモチベーションアップにも効果的です。

ここで挙げた例以外にも、“本気”で見直せば支出入バランスを向上させることができるファクターがあるでしょう。ぜひ、この機に見直してみませんか?