60歳以上の貯蓄、収入、仕事、支出…気になるお金事情は?

老後は誰にでも必ず訪れますが、自分の老後となるとなかなかイメージしづらいもの。

むしろ、目の前の生活に忙しい30代から50代の世代には、セカンドライフまで考えている余裕がないというのが近いかもしれません。また、シニア世代である自分の親にも、生々しいお金の話は聞きにくいでしょう。

内閣府の「令和2年版高齢者白書」では、シニアの実際の生活ぶりを知ることができます。老後を迎えている世代が、どんな暮らしを送っているのかを見てみましょう。

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シニアは貯蓄をいくら持っているの?

「令和2年版高齢者白書」によると、世帯主が60歳以上の世帯(2人以上世帯、以下同)の、令和元年における貯蓄額(貯蓄現在高)の中央値は1,515万円。全世帯の中央値が1,036万円なので、中央値で見ると約1.5倍となっています。

また、4,000万円以上の貯蓄を保有する60歳以上の世帯も16.6%で、全世帯の11.1%を上回っています。一方で、貯蓄額が100万円未満の世帯も8.3%あります。そして、老後資金の一つの目安のように言われている2,000万円以上の貯蓄がある60歳以上の世帯は39.9%、つまり約4割という結果です。

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執筆者
  • 中野 令子
  • ファイナンシャルプランナー/コラムニスト

1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大手証券会社で約17年勤務。個人と法人向けに金融商品の販売に従事。現在は家業を手伝うかたわら、資産運用や保険のコンサルを行う。毎日の生活の中にあるお金をテーマに「くらしとお金の経済メディア LIMO」に執筆するほか、「女性の老後のためのメディア ミュゲ」の監修者として活動中。難しくて敬遠しがちな金融のしくみについて、わかりやすく説明。プライベートでは2児の母として、奮闘する毎日。