3.質問ができない

面接の場で必ず聞かれる質問は「最後に何か質問はありますか」です。質問は相手に対しての興味の証ですから、質問がないというのが最悪ですが、的を得ない質問もまたNGです。ですから、質問こそ事前にじっくり練っていくべきものだと言えるでしょう。

また、様々な企業に同じ質問をして相手の回答力を試すのも面接の一つの楽しみ方かもしれません。採用担当者の力量を見極めることで、その企業を評価するという方法もあります。いずれにせよ質問は重要です。

4.気配りができない

集団面接で1人当たりに割り当てられている時間が決まっているのにもかかわらず、自分をアピールしまくる場面を見た方も多いのではないでしょうか。そうした積極性は買われても、他人への気配りができない学生は会社という組織には不向きです。

では、そうした人材がベンチャー企業でバリバリやっていく経営者向きかというとそうでもありません。ベンチャー企業であっても、大企業を含め様々な会社と取引することになります。ビジネスは1人では成立しません。制約の中で自分をしっかりアピールしましょう。

5.エレベーター内で採用に関する話をする

面接の感想や他企業の採用状況などを、エレベーター内で話す学生を目にすることはないでしょうか。これは学生というよりも、社会人としてふさわしくない行動です。

現在は秘密保持という堅いところまではいかないものの、情報漏えいに厳しい企業が多くなっています。こうした最低限のマナーは、社会人になってから身につけるというものではありません。他人が耳にできるような状況で重要な話はしないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。内定が出て安心している学生の方も多いかと思いますが、実は気が抜けないのは内定式から新人研修までです。内定はトップで獲得した学生も、その後の素行が良くないことが分かると配属で不本意な結果となることもあります。

人事担当者も内定までの採用プロセスが短期決戦であるために、その後の評価をじっくりと行い、適切な配属ができるように工夫しています。気を付けましょう。

そして、人事担当者をうならせるような会話ができるようにしましょう。話のネタは何でも構いませんが、社会人であれば経済ネタが鉄板です。企業のことでもいいですし、金融政策でもいいかもしれません。日本経済新聞で日頃から興味のある記事を読むよう心がけると良いでしょう。お得に読む方法もありますので、以下のリンクも参考にしてみてください。

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LIMO編集部