国税庁「平成30年民間給与実態統計調査結果」によると日本人の平均年収は441万円でした。

一般的にみると年収が高ければ、貯蓄も高くなるだろうと思うのが当然といえるでしょう。

では本当に年収が高ければ貯蓄も高くなるのでしょうか。

年収が多ければ貯蓄が多いのは本当か

総務省の2020年7月公表の「家計調査 貯蓄・負債編(二人以上の世帯)」を参照しながら、年収ごとの貯蓄額を確認してみましょう。

まずは日本人の平均年収と言われる400万円台から見ていきましょう。

ここでの貯蓄額には現金としての預貯金の他、生命保険や有価証券などの金融商品も含まれています。