初心者でも取り組みやすい資産運用の方法とは

「投資」というと、まとまった資金が必要になりそうなイメージや、株式の短期売買などリスクの高い手法が思い浮かぶかもしれません。でも、少額からのスタートであっても、長期でコツコツ運用することにより資産形成につながることが期待できます。

まず、資産運用の基本である「長期・積立・分散」について、詳しくみていきましょう。

長期

「長期」とは、時間を味方につけてじっくりと運用するということ。運用で得た利益をさらに運用に回せば複利の効果が期待できます。

積立

「積立」とは、同じ金額を毎月決まったタイミングで金融商品の購入にあてる方法です。価格が変動する商品を一定の金額で、時間を分散しながら購入することにより、長期的に見ると価格変動リスクをおさえる方法となるのです。

分散

最後の「分散」とは、複数の金融商品に投資をすることです。1つの銘柄だけに投資をすると、価格の変動の影響を受けやすくなるため、値動きの異なる金融商品に分散投資することでリスクを抑えることにつながります。

また、多くのネット系証券会社では、「投資信託」を100円や1,000円といった少額から購入することもできます。次では投資信託について触れていきましょう。