働き盛りの若い夫婦には、マイホーム購入、子どもの誕生…といったライフイベントがたくさん。みなさんの中にも、緊張感を持って家計のやりくりをしているは多いはず。住宅ローンや子どもの教育費の捻出に追われて、貯蓄や老後資金の形成に手が回らない…というご家庭も少なくないのでは?
いっぽう、人生の先輩である熟年夫婦のみなさんからは、気がついたら銀婚式や子どもの成人式を迎えていた、という声も。
そう、時間はあっという間に過ぎていきます。貯蓄や資産運用なんて、子どもが独立してから始めよう、とゆったり構えているうちに定年退職…なんてことにもなりかねませんよね。
実は、ある調査では、熟年夫婦が「後悔していること」、若い夫婦が「やらずにいて将来後悔したくないこと」として「資産形成・資産運用」を挙げているのです。
資産運用のはじめどきって?
資産運用って、いつごろから始めると良いのでしょうか。松井証券株式会社の「若年夫婦・熟年夫婦の家計管理事情に関する調査」(※1)によると、意外に早期から始めた方がよいという意見が見えてきます。
この調査によれば、熟年夫婦が若い時にやっておけばよかったと後悔していること、若い夫婦が老後に備えてやっておきたいこと、どちらも1位は「資産形成・資産運用」という結果に。
《熟年夫婦》「あなたが、若いうちからやっておけばよかったと後悔すること」
1位…資産形成・資産運用(37.6%)
2位…定期的な運動(26.0%)
3位…後悔したものはない(24.7%)
4位…旅行(19.9%)
5位…親孝行(18.7%)
《若年夫婦》「あなたが、まだやっていないことの中で、やらないことで将来、後悔したくないこと」
1位…資産形成・資産運用(30.9%)
2位…教育計画(26.0%)
3位…出産計画(22.0%)
4位…家計管理(21.3%)
5位…パートナーの資産確認(19.8%)
たかがお金、されどお金。ときにお金は人生を左右します。手軽にはじめられる運用方法も含めて、早期からお金のことを考えるメリットについて、改めて考えていきましょう。