さいごに

投資は継続期間が長いほど、複利効果が期待できます。つまり、このメリットを知った時が「はじめ時」だともいえるでしょう。

熟年世代のみなさんの多くが、人生を振り返って、「もっと若い頃から投資していれば…」と後悔しているようです。お金を「貯める」ことも、「育てる」ことも、若い頃からの積み重ねが大切です。

ただし投資はあくまで余裕資金の範囲内で考えることが基本となります。まずは少額・低リスクの商品からスタートされてみることをおすすめします。を選びについて学びながら、取り組んでみてはいかがでしょうか。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

【参考】
※1「若年夫婦・熟年夫婦の家計管理事情に関する調査」松井証券株式会社
※2「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査(2020年6月末時点) 金融庁
 

LIMO編集部