こういった不満については、コロナ禍が収束の兆しを見せない限り、今後もパーセンテージを増やしていく可能性がありそうです。

ライフスタイルによっても不満の度合いは異なる?

第2弾の調査では、「ライフスタイル別の不満意識の差」についても調査されています。

たとえば、犬や猫などのペットを飼っている人の不満レベル(「とても不満を感じる」と「不満を感じる」の合計)が29.6%だったのに対して、犬や猫を飼っていない人の不満レベルは34.7%と、両者の間では5.1ポイントの差が生じています。

また、家でできる趣味がある人の不満レベルが30.0%なのに対し、家でできる趣味がない人の不満レベルは36.4%と、こちらも6.4ポイントの差が生じています。

どれだけ自宅で楽しく過ごせる術を持っているかどうかが、ウィズコロナ社会においては重要なことになってきているのかもしれませんね。

まとめ

コロナ禍での生活がこれまで経験したことがないものである以上、何かしらの不満が生まれるのは仕方のないことです。ただ、現状を自分の力でどうこうできるものではない以上、ウィズコロナ社会に沿った生き方・生活を模索していく視点も大切なのではないでしょうか。

【参考資料】株式会社電通デジタル 「第2弾 Withコロナ社会における、不満意識調査」

川上 俊介