70歳、みんなの貯金はどれくらい?

5月15日に総務省が発表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)2019年平均結果」によると70 歳以上の世帯の純貯蓄額(貯蓄現在高-負債現在高)は 2,183 万円となっています。各年齢階級で最も多く、老後に備えてしっかりと貯蓄をしている実態が分かります。一方、負債を保有している70歳以上の世帯の割合は11.9%とほかの世代の中で最も低く、返済に追われることなく日々の暮らしを送っている人が大半という状況が見てとれます。

そして、貯金のほかに老後の生活の大きな支えになるのが年金。支給開始年齢の段階的引き上げなど何かと注目度の高い年金制度ですが、この先はどのようになっていくのでしょうか。