冬の寒さが和らぎ、柔らかな日差しが差し込むと、庭は一気に華やかさを増します。なかでもピンク色の花は、見ているだけで心が弾み、春の訪れを感じさせてくれるでしょう。
ひと口にピンクといっても、淡いベビーピンクから深みのあるピンクまでさまざま。今回は春の庭に欠かせないピンクの花々を12種、参考価格とともに紹介します。
1. この記事で紹介する「春の庭で楽しみたいピンクの花」にまつわるあれこれ
- 春の庭で楽しみたい!ピンクの花が咲く「一年草」4選
- 春の庭で楽しみたい!ピンクの花が咲く「多年草」4選
- 春の庭で楽しみたい!ピンクの花が咲く「球根植物」4選
- 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
※この記事で紹介する一年草には、原産地では多年草でも日本の気候では一年草扱いとされている植物も含まれています。
2. 春の庭で楽しみたい!ピンクの花が咲く「一年草」4選
2.1 リビングストンデージー
春の庭に宝石のような輝きを与えてくれるリビングストンデージー。花弁に光沢があり、太陽の光を反射して鮮やかに発色します。
ほふくしながら広がるため、グランドカバーにも最適です。
※参考価格:200円~400円前後(3号ポット苗)
2.2 キンギョソウ
キンギョソウは名前どおり、ふっくらとした花が金魚にそっくり。花色が豊富で、淡いベビーピンクから、鮮やかなビビッドピンクまでさまざまです。
1本の茎にたくさんの花が穂状に咲き、ボリューム感があります。
※参考価格:100円~400円前後(3号ポット苗)
2.3 モモイロタンポポ(クレピス)
野原で見かける黄色いタンポポに似た、優しいピンクの花が咲くモモイロタンポポ。春の訪れを感じさせる愛らしい花姿に心が癒やされます。
花が終わった後にできるフワフワした綿毛も魅力的です。
※参考価格:200円~400円前後(3号ポット苗)
2.4 アグロステンマ(ムギナデシコ)
アグロステンマは「ムギナデシコ」とも呼ばれ、野趣あふれる草姿。背丈が高くなり、細長い茎の先に5〜7cmほどの大きな花を咲かせます。
風にそよぐしなやかな姿が涼やかで、こぼれ種でも増えるほど強健な性質です。
※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)
3. 春の庭で楽しみたい!ピンクの花が咲く「多年草」4選
3.1 サクラソウ
サクラに似たハート型の花弁が可憐なサクラソウ。日本では江戸時代から園芸品種として親しまれ、和の情緒を感じさせる奥ゆかしさがあります。
湿り気のある半日陰を好むため、樹木の下などに植えるのがおすすめです。
※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)
3.2 ゲラニウム(フウロソウ)
ゲラニウムは野性味のある花で、ナチュラルガーデンにぴったり。品種や花色が豊富で、ほふくするタイプから直立して立ち上がるタイプまで多種多様です。
切り込みの入った繊細な葉の形も美しく、秋には紅葉を楽しめる品種もあります。
※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)
3.3 ダイアンサス(ナデシコ)
植えっぱなしでも毎年花を咲かせるダイアンサス。日当たりと水はけのよい場所を好み、見た目以上に強健な性質です。可憐な花からはスパイシーで甘い香りが漂います。
品種によって開花期や草丈、耐暑性などが異なるため、タグを確認してから購入しましょう。
※参考価格:300円~900円前後(3号ポット苗)
3.4 ケマンソウ(タイツリソウ)
ケマンソウは弓なり状の茎に、ハート型の花がぶら下がって開花。「タイツリソウ」の別名で親しまれ、独特のフォルムが魅力です。
耐陰性が強く、シェードガーデンの主役として重宝されます。
※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)
4. 春の庭で楽しみたい!ピンクの花が咲く「球根植物」4選
4.1 チューリップ
春の花として幅広い年代層から愛されるチューリップ。色鮮やかな大きな花が、春の庭に凛と咲く姿は存在感バツグンです。
暑さに弱いため、葉が黄色く枯れてきたら球根を掘り上げましょう。
※参考価格:50円~200円前後(球根1球)
4.2 アネモネ
アネモネは繊細な花弁と、中心にある濃色のしべのコントラストが鮮やか。細い花弁のように見えるのはガクが変化したもので、花もちのよさも魅力のひとつです。
シンプルな一重咲きのほか、華やかな八重咲きもあります。
※参考価格:50円~100円前後(球根1球)
4.3 ラナンキュラス
薄い花弁が重なり合う姿が優雅なラナンキュラス。バラのような豪華な花がエレガントで、庭の主役におすすめです。
近年は花弁に光沢があり、植えっぱなしにできる「ラックス」シリーズも登場しています。
※参考価格:100円~300円前後(球根1球)
4.4 シラー・カンパニュラータ
シラー・カンパニュラータはベルのような花が魅力。1本の茎に小さな花が穂状に咲き、清楚なたたずまいです。
植えっぱなしにすれば、毎年自然に分球して増えていきます。
※参考価格:100円~200円前後(球根1球)
5. かわいいピンクの花々に囲まれて心ときめく春のひとときを
春の陽光を浴びて輝きながら、優しく風に揺れるピンクの花たち。ふんわりと甘い香りを漂わせ、冬の寒さにこわばっていた心を優しく解きほぐしてくれます。
満開になったピンクの花に囲まれながら、ゆったりと過ごす春のひとときは至福の時間です。心惹かれるピンクの花を植えて、庭を春色に染めてみませんか。
6. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
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