日本国内で買ったのに!「マッサージクッション」
2019年筆者自身が経験したのですが、マッサージクッションを出品したら、即削除されました。調べてわかったのは、このようなマッサージクッションは医療機器になり、販売には法律上の許可や届出が必要になるとのこと。実はもっと身近なものでも、例えば「自動電子血圧計」、『ピップエレキバン®』のような「家庭用永久磁石磁気治療器」も同じで、運営側が削除するものは他にもあります。
もしかしたら出品者は許可や事前の届出をしているのかもしれません。でも確認ができない以上、全部削除しているようです。削除されたときには「ええ?!」と思いましたが、何かあってからでは遅いので、このくらい厳しい対応をしてくれた方が逆に安心だなと思いますね。
「メルカリ」でもマッサージ機については、公式なブログで注意喚起をしています(※2)。
「偽物(あるいは本物と確証がないもの)」
残念なことに、フリマアプリなどの個人売買、あるいはネット上の取引においては、偽物が出回ってしまいます。フリマアプリの運営側も問題視していて、取り締まりを強化。でも、出品時にシリアルナンバーがないとダメとか、絶対本物という証拠がないとダメなど、具体的な条件がないために偽物が出品されてしまいます。運営側もパトロールを続けていますが、ユーザーからの通報によって削除されることもあるようです。
例えば、本物なら新品で買うと10万円以上するような物が2万円で売られていたり、ブランドタグがなんだかおかしい、ユーザーは違うのに同じ画像を使っている(チームで偽物を販売していると思われます)など、怪しむ点はいくつかあります。
このような物に対しては、ユーザーもどんどん通報していくことがフリマの健全化には不可欠です。