「メルカリ」や「ラクマ」、「PayPayフリマ」といったフリマアプリには、出品禁止物が設定されています。それらを出品すると削除されることもあるのですが、そもそもユーザーが「出品禁止物」を知らない場合や、知っていても「自分くらい大丈夫だろう」と思って出品してしまうケースもあるようです。

そうすると気づいたら削除されていた…となります。運営側はユーザーが思っている以上に厳しく対応しているので、注意が必要ですね。そこで今回は運営側が削除してしまう「削除案件」について紹介していきます。

「ベルマーク」は削除対象に!道徳的な問題も…

先月、ネット上の記事にて「ベルマーク問題」が取り上げられていました(※1)。学校でベルマークを集めていて、それがノルマみたいになってしまい、親が仕事を休んだりしながらも必死になって集めているという話です。ここで問題になるのは、「集めるよりも買った方が早いじゃん!」という発想になって、フリマなどで買おうとすること。そこまでする?!と思う方もいるかもしれませんが、忙しい親としては「仕方ない」という面もあるようです。

でもフリマアプリの運営側はベルマークの出品を削除するようにしています。理由は、「支援活動の目的とずれているから」。こういった道徳的に問題がある出品物は、過去にもありました。

例えば「夏休みの宿題」です。読書感想文が出品されていたことがあったのですが、そもそも宿題は子どもが自分でするから意味があるわけです。これが問題視されて、今は出品ができないようになっています。このようなモラルが問われるような出品物も、運営側から削除されてしまいます。