「孫は目に入れても痛くない」といいますが、自分の生活に無理のない範囲で孫消費している堅実なシニアが多いといえる数字だといえそうです。

ちなみに、過去に遡って平均額を見ると、2017年116,059円→2018年128,269円→2019年131,334円→2020年112,715円となっています。昨年秋の消費増税やコロナ禍の影響か、これまでの上昇傾向から一転して今年は昨年より18,619円少ないという大幅減になっています。 

年々早くなる「ラン活」はシニアのお金もけん引?

ソニー生命の調査では上位にランクインしていませんが、大手ランドセルメーカーのセイバンによると、ランドセルの購入はおじいちゃんおばあちゃんからのプレゼントが増えてきているそうです。

好みがあるので、サプライズでプレゼントというわけにはいきませんが、高額なランドセルのプレゼントは、孫よりも子供夫婦の方が喜んでくれそうです。そして、シニアの財布に期待してか、少子化であるにもかかわらず、「ラン活」は年々早くなってきています。

今年はコロナ禍で少し様子が違うようですが、現在4年生の息子の入学時には、5月のゴールデンウィーク明けからインターネット予約というスケジュールだったため、4月の最初にショールームに行ってランドセルを選んだ記憶があります。そして、1年生の娘の時は、4月から予約が始まるという前倒しのスケジュールになっていました。

ランドセルメーカーによって異なりますが、思いのほか早い時期からスタートするので、ラン活を控えている場合は注意して情報収集をされるとよいと思います。