やはり一番多いのはお金です。小学校に通う筆者の子供たちも、お年玉やお盆玉をはじめ、おじいちゃんとおばあちゃんからもらうものは、モノではなく、現金のことが多くなりました。小さい頃に比べ、家族揃って買い物に行く機会が減ったのも一つの理由です。

また、子供たちも自分の欲しいものが明確になってくるので、サプライズのプレゼントよりは、現金をもらって自分の好きなものを購入する方がよくなってきます。そういう意味では、シニアにとっても、何を買うかを悩まずに済む現金が、1位なのが理解できますね。

1年間で使った金額で最も多いのは「5万円~10万円未満」

また、この1年間で孫のために使った金額については以下の結果となっています。

第1位「5万円〜10万円未満」27.1%
第2位「3万円〜5万円未満」16.9%
第3位「10万円〜15万円未満」15.8%
第4位「2万円~3万円未満」11.3%
第5位「1万円〜2万円未満」8.9%

平均額は112,715円ですが、最も多いゾーンは「5万円~10万円未満」の27.1%でした。50万円以上使ったというシニアもいる一方で、1万円未満も含めると約45%のシニアは1年間で孫に使ったお金が5万円に満たないという結果でした。