余裕ができてくる小学生時代

小学生は朝早くから登校するため、朝からまとまった仕事の時間がとれるようになります。園児時代と同様に風邪もひきますが、低学年、中学年、高学年と学年が上がるにつれ、だんだんとその機会も減っていきます。

代わりに子どもの宿題を見る時間が増えたり、習い事の送迎なども増えるので、学校に行っている間に仕事を終わらせるように。2時間仕事をして夕食の下ごしらえをし、また2時間仕事をしたら休憩しつつ掃除機をかけてと、隙間時間で気分転換も兼ねて家事ができるのもメリットです。

何をどこまでやるかは自分次第

育児中でも在宅ワークをすることはもちろん可能ですが、どこまでやるかは人によって異なります。自分は何をどこまでやるか、どんな目的や希望で行うかをまずは明確にするといいでしょう。

どの時間を仕事時間とするか、何歳から園に預けるか、幼稚園にするか保育園にするか……その時々に応じて仕事の種類や数を選べるのは、在宅ワークの一つのメリットとも言えます。まずは少しずつ始めて、自分の体力や子どもの年齢や個性を見ながら、無理をしないペースで続けてみてはどうでしょうか。

宮野 茉莉子