シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手流通企業グループであるイオンです。

イオンの従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2020年2月29日時点で451名。単体で400人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

  • 純粋持株会社等:451名

また、連結の従業員数は16万227名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

  • GMS事業:3万1974名
  • SM事業:2万8526名
  • ヘルス&ウエルネス事業:1万412名
  • 総合金融事業:1万9936名
  • ディベロッパー事業:3835名
  • サービス・専門店事業:3万640名
  • 国際事業:3万1716名
  • その他事業:709名
  • 純粋持株会社等:2479名

過去5年の業績動向

イオン(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、営業収益ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2016年2月期に8兆1767億円であった水準が、2020年2月期には8兆6042億円となっています。

また、経常利益については、2016年2月期の1796億円から2019年2月期の2151億円まで増益が継続しましたが、2020年2月期は2058億円でした。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は、2016年2月期の60億円から2018年2月期の245億円まで増益が続きましたが、その後は2019年2月期は236億円、2020年2月期は268億円となっています。

イオンの平均年間給与はいくらか

それでは最後に、気になるイオンの給与と従業員の年齢、勤続年数などを見ていきましょう。

イオン(提出会社)の2020年2月29日時点での平均年間給与は864.5万円と800万円を超えています。また、従業員の平均年齢は47.7歳で40歳を上回っています。平均勤続年数は18.5年となっています。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。