中小企業も育休の取りやすい社会に
短期間で仕事に復帰せざる得ない方々の中には、経済的な理由だけでなく、職場の人材確保の問題も影響している様子。中小企業の場合、少ない人数で仕事をしているからこそ、一人ひとりの顔が浮かび「自分が戻らなければ」と思ってしまう人が多いようです。
代替要員を確保するためにはそれに伴った資金も必要です。中小企業にとってそれらは小さな負担ではないのかもしれません。今後は女性だけでなく、男性も育休を積極的に取っていく時代が予想されるのであれば、そういった問題にも目を向けていく必要があるのではないでしょうか。
【参照】
共同通信社「男性育休、7割が『義務化反対』」
厚生労働省が発表した「平成30年度雇用均等基本調査(確報)」
佐渡 六花