連続取得も気にならない?
「友人が4年連続育児休暇を取得していた」と語るKさん。そのお友達もKさんも公務員といいます。
「友人は育休中に2人目を妊娠しました。結果、4年続けてお仕事を離れていたことになります。もともと『もうあまり若くないので産むのであれば続けて産みたい』と語っていたので、希望が叶って2歳差で妊娠できてよかったなと思いました。その話を民間企業の友人にしたところすごく驚かれて。『周りから嫌味とか言われてないの?』と聞かれましたが、職場内で彼女の悪口を言う人はみあたりませんでした。
ただ、ある時気が付いたんです。他の女性が妊娠中につわりがひどく、欠席・早退などが続いたことがありました。その時、彼女の仕事を残された人間でフォローしなくてはならなくなり、その仕事かかなりの量で。もし彼女が「産休」や「育休」中なら人員が補充されるんですよね。でも、彼女は突発的な休暇のためヘルプが来ない。4年連続休んでいる友人との違いはここだと思いました。
同じ職場の人が休んでいても、自分の仕事の量が変わらないのであれば、みなさん結構好意的に見ていると思うんです。でも、それがひとたび自分の仕事が1.5倍になるとしたら。『こんな状況でよく4年も休んでられるな!』なんて私も思ってしまうかもしれません。民間の友人は代わりの人がいない状態の4年を想像したのかな、なんて思いました」
Kさん以外にも「代わりの人を補充してくれるのであればどれだけ長く休んでもらっても気にならない」という意見は意外に多く、「逆にお子さんが小さく、しょっちゅう発熱などで休んでいる状態のフォローの方が大変だった」という意見もありました。