「バッテリー」は大丈夫?
次に心配な部分としては「バッテリー」。バッテリーもまた気温の低下によって弱くなることもあります。暑い夏はクーラーをガンガンに効かせて車を乗っていたという人も多いでしょう。家庭用エアコンと一緒で車のエアコンもバッテリー(電気)を多く使うので、知らず知らずのうちに負荷がかかってしまっていることも。
さらに1回の車の使用時間が30分以内であったり短距離の移動でしか使っていない場合は、バッテリーの充電が十分にされていない場合もあります。エンジンがかかりにくくなってしまう、なんてこともあるかもしれません。
そして最近の車はカーナビをはじめとした電装品を多く搭載しており、コンピューター制御もされていますので、普通に乗っているだけでもバッテリーを使っているのです。
最近のバッテリーは車と一緒に進化していて高い性能を発揮できますが、その寿命は永遠ではありません。昔はよく「セルの回りが悪くなってきたからそろそろ交換時期かな?」という予兆も見られましたが、最近のバッテリーは「15分前までは普通に使えていたのに、ちょっと買い物に行ったらバッテリーが上がってしまった!」なんてことも起こり得ます。
一般的にバッテリーの寿命は3年~4年程度といわれていますが、使い方によっては2年も経たないうちにバッテリー上がりを起こしてしまうこともあるようです。
季節の変わり目こそバッテリーの健康診断をディーラーやガソリンスタンド、カー用品店でしてもらうようにしましょう。