ミニマリスト主婦がコロナ禍で後悔したこととは
コロナ禍で苦労をした人たちも少なくありません。その一例として、「必要最低限のもので丁寧に暮らす」ことを実践するミニマリストがあげられます。そんなミニマリスト主婦たちの声を聞いてみました。
「ストックを持たない生活をしていたため、トイレットペーパーが手に入らず本当に苦労して……実家にお願いしてペーパー類を送ってもらったくらい。なんとか乗り切れましたが、備蓄の必要性を痛感しました」(Kさん・30代)
「うちはキッチンの収納を少なくし、冷蔵庫も小さなものを使っています。そのため食材のストックがほとんどなく、物流が止まったらどうしようと焦りました」(Sさん・20代)
「ドラックストアに行けば当たり前のように買えていたティッシュやハンドソープが手に入らなくなり、心理的な不安感がものすごかったです。必要最低限の暮らしとはいえ、全くない状態で暮らすのはやっぱり怖いですよ」(Mさん・40代)
ミニマリストの理念といわれるもののひとつに、「街を自分の住まいに」というものがあります。近所のスーパーやコンビニは自宅のキッチンであり、ドラッグストアがストッカーであり、カフェや食堂がダイニングであるという暮らし方です。しかし、外出自粛を求められたコロナ禍において、その暮らし方に無理が生じてしまった人もいたようですね。