コロナ禍で家計の消費動向にも変化が
ステイホームにより生活スタイルが変わったことで、家計の消費動向にも変化がみられるようです。総務省「家計調査報告-2020年(令和2年)6月分及び4~6月期平均-」の内容をみてみると、2020年4~6月期平均の消費支出は前年同期比で実質11.0%の減少となりました。「消費支出の対前年同期実質増減率の推移」では、2020年の1~3月期から4~6月期の間で、消費がガクッと落ちていることが分かります。
2020年6月の消費支出をみると、「外食・菓子類」「交通・自動車関連」「被服関連サービス」「教養娯楽サービス」などが減少するなか、「住居の設備修繕・維持」「上下水道・電気代」「家庭用耐久財・家事雑貨」「保健医療用品」などの支出がアップしています。
ここから、多くの人たちが外食や衣服にお金をかけなくなった分、自宅内の環境に対して支出を増やした状況がみえるのではないでしょうか。