「収入と貯蓄額は必ずしも比例しない」なんて話を耳にしたことはありますか?ごく一般的な収入でしっかりと貯蓄している人もいれば、高収入なのに貯蓄がほとんどない人も存在します。貯蓄上手さんたちは、日頃お金を貯めるためにどんなことを心がけているのでしょう。

収入と貯蓄額は比例しない

最初に、金融広報中央委員会が二人以上世帯を対象に実施した「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年(2019年)」をにていきます。20歳~70歳以上の各年代について、収入が全くない世帯から年収1,200万円以上の世帯まで、それぞれの区分での金融資産保有額の分布が示されています。このグラフからは、同じくらいの年代・収入でも、貯蓄額にはかなりの幅があることがわかります。

※金融広報中央委員会の資料をもとに編集部作成