東証マザーズ株価指数は大幅続伸、売買代金は108日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は9,407万株、売買代金は1,938億円となり、いずれも先週末より増加しました。
個人投資家の模様眺めムードが続き、売買代金は108日連続で1,000億円を超えたものの、連日の2,000億円割れとなっています。
ただ、主力銘柄に見直し買いが入ったことで、株価指数は大幅高の続伸となりました。なお、終値では約2年5カ月ぶりに1,200ポイントを上回っています。
「アビガン」承認申請で富士フイルムHDが一時急騰、被TOB報道の島忠はストップ高
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
- エムスリー(2413)
- NTTデータ(9613)
新型コロナウイルスの治療薬として注目されていた「アビガン」が10月中に国内で承認申請されるとの発表を受け、子会社が開発製造を行っている富士フイルムホールディングス(4901)に見直し買いが入り、一時+5%高へ急騰しました。
また、ホームセンター大手のDCMホールディングス(3050)が同業の島忠(8184)をTOBで傘下に収める観測報道を受け(注:正式発表ではない)、DCMホールディングスは一時+17%高へ爆騰し、島忠はストップ高(+17%高)の爆騰で引けています。
さらに、再編思惑でホームセンター株が総じて買われ、ニトリホールディングス(9843)も大幅高となりました。