実は我慢していた子どもたち

「去年までのような遠出はしたいけど我慢」という子どもの本音を感じ取った筆者は、何でもかんでも禁止するのではなく、感染リスクも考えながら、お出かけの範囲を広げていく方向に切り替えることにしました。

そのことを夫に相談すると「それなら宿泊するか」と、いきなり分厚い壁を取っ払うような発言をしたので少々引いてしまいましたが、「宿泊を伴う旅行は最終ゴール」と宣言し、日帰りで行ける範囲の近場の屋外スポットに出かけることを決めました。

それを聞いた3人の子どもたちが全員そろって「ヤッター!!」とガッツポーズまでして大騒ぎした姿をみた瞬間、コロナ禍でどれだけ我慢していたのかを痛感。思い切ってGoToキャンペーンを利用したがっていた夫も、遠出に慎重な子どもたちの言動を見て、段階を踏んで行動範囲を広げて行くことに賛同しました。

今回、筆者は手始めに隣町の屋外スポットから、コロナ禍になって初めての遠出スタートを決めましたが、やはり住んでいる地域や訪問先の直近の感染拡大の有無は確認するようにしています。

人から人へ感染は広がっていくので、感染させる・感染するリスクを念頭に置いた行動をしなくてはいけません。こうした不安感はコロナが完全に終息、または有効なワクチンが開発されない限り続くことでしょう。