遠くに出かけたい気持ちは分かるけれど

家族で出かけることが大好きな筆者の夫は、遠出ができないストレスを近所の公園で遊んだり河川敷への散歩で解消してきましたが、それにも飽きがきているようでした。ただ、6月に学校が再開し徐々に日常生活が戻ってきたものの、休日や連休のお出かけに関しては周囲を見てもまだまだ警戒が解けていません。

一方、上記のGoToキャンペーンに加え、10月以降の野球やJリーグといったスポーツ観戦、また各種イベントの収容人数の上限が緩和されてきています。こうした流れを見て、夫はどうやら久しぶりの遠出を模索していましたが、やはり家族から同調の声はあまり聞こえてきません。

新しい学校生活様式に慣れてきた子どもたちは、まだ安心して遠出できない状況を理解している様子。「感染者数がゼロに近くならないと以前のように自由に遠出できない」「常に消毒やマスク着用をして人混みは避けないと」と口にしていました。

しかし、最近は暑さがおさまってきたこともあり、筆者が「散歩に出かけよう」と声をかけても子どもたちの反応が鈍くなってきました。3月から半年以上も休日は徒歩圏内の屋外を中心に過ごしていると子どもたちにとっても、同じ場所への往復は刺激のないものになっていたのです。