不安の理由は「どのような対策をとったらよいか分からないから」

老後の不安をあおっているのは、「どのような対策をとったらよいのか分からないから」というもの。「老後に備えた対策をしていない(57.6%)」のうち、半数を超える人が「老後に備えた対策をしたい気持ちがあっても具体的に何をしたらよいか分からない」と回答しています。そのため、ただただ不安が積み重なっているようです。

一方で、対策をしている人は、「定期的な健康診断や人間ドックを受診する」「貯蓄をする」がそれぞれ54.2%でトップでした。たしかに闇雲に不安がるよりも賢明な判断でしょう。健康を気遣って運動をしたり食生活を見直したりするのはよいことですし、老後から逆算して何歳までにいくら貯めておこうと考えるのは大事です。