中古品を買うときに必要な「慎重な姿勢」

フリマアプリで新しいブランドを知って、それを買おうと思っても迷いが生じるでしょう。まさに「慎重な姿勢」になるわけですが、その場合の購入のポイントは3つあります。

初めてのブランドだからこそ、サイズ感を確認する

購入を検討している「初めてのブランド」が、洋服の場合には注意が必要です。同じ「Mサイズ」のトップスでも、ふんわりしているのか、それともタイトなのかではまったくサイズが違いますし、ブランドによってもサイズ感が違ってきます。

筆者も経験があるのですが、あるブランドのSサイズが、他のブランドのMサイズとほぼ同じということもありました。知らないブランド、一度も身につけたことがないブランドの場合には微妙なサイズ違いには要注意です。

遠慮なく出品者に質問をする

サイズ感や色合いなど、わからないことがあれば出品者にどんどん質問をしてみましょう。出品者への質問を遠慮してしまうユーザーさんもいるのですが、出品者としては購入後に質問をされたり、クレームを受けることの方が嫌だと思っています。不明な点は購入の前に全部解決して、納得した形で手続きをするのがフリマアプリのマナーです。

値段の比較も忘れずに

初めてのブランドの場合、元々の値段がわからないことも少なくありません。そのためフリマアプリで1,500円で売っているから「これは安い!」と思っても、実は新品で1,980円だったということもあるかもしれません。だったら新品を買った方がいい場合もありますから、値段のリサーチも忘れずにしておきましょう。

まとめ

中古品が見つかるフリマアプリと、新品が買えるリアル店舗やネットショップが充実している今、両方をうまく使っていくことでお得に買い物ができてしまいます。

どちらの方がいいという考えではなくて、物によって買う場所を決めたり、状態や値段によっては買う場所を変えていくようにするのもいいでしょう。

ただあまりにも複雑になると面倒になってしまうので、自分なりの線引きをしておく程度でもいいのかもしれませんね。

参考

「フリマアプリユーザーにおけるファッション二次流通(フリマアプリ)に対する意識調査」アパレルウェブ

調査対象者  : 楽天「ラクマ」ユーザー、アパレルウェブの取引先を中心としたファッション企業
調査データ母数: 8,937サンプル(女性 5,597サンプル、男性 2,734サンプル、その他66サンプル)、ファッション関連企業37社
調査期間   :ユーザー調査2020年7月15日(水)~2020年7月16日(木)、企業調査2020年7月21日(火)~2020年8月7日(金)
調査実施機関 : 楽天「ラクマ」、アパレルウェブAIL

川崎 さちえ