「フリマアプリがあると、新品の洋服が売れなくなる」は嘘の理由

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フリマアプリで中古品の売買があると、新品が売れなくなってしまうのでは?という心配の声を聞くことがあります。つまり一次流通に悪影響を及ぼすのではないかという懸念ですが、㈱アパレルウェブが運営する会員組織アパレルウェブイノベーションラボと、フリマアプリの楽天「ラクマ」の調査によってこの考えはちょっと違うとわかりました。

フリマアプリとリアル店舗は友好的な関係?

この調査結果でわかったことは、フリマアプリとリアル店舗は敵対しているのではなく、むしろ友好的な関係になっていることです。企業側に「フリマアプリが一次流通に影響を及ぼすのか?」と質問をしたところ、調査対象の37企業中28社が「影響がある」と回答しています。ただし悪い影響ではなく、23社がポジティブに受け止めていることがわかりました。

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その中で「自社製品を知ってもらう機会になる」という回答があり、フリマアプリが新しいブランドを知るきっかけになっていることが見えてきたのです。

フリマアプリがこれまで知らなかった商品やブランドを知るきっかけになる理由としては、なんとなくフリマを見ている人が意外と多いからだと思っています。「これを買うぞ!」と最初から目的を持って探す人もいますが、トップページの新着商品やカテゴリ別の商品を、まるでウィンドウショッピングのように見ているのです。

その中で気になる商品があれば商品の詳細を見ることになり、新しいブランドを知ることにつながっていくのです。調査結果でも、47.5%がフリマアプリで初めて知ったブランドがあると回答しています。

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川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションの専門家)

フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年からヤフオク!をスタートさせ、独自のノウハウを構築。
現在は、ネットオークションだけではなくメルカリなどのフリマアプリでも実践的なノウハウを研究しつつ、
ユーザーとして出品や購入の経験を積む。
家計を守る身としての節約術やお得情報、さらに時短につながるようなアイテムにも敏感。
高校生と中学生の子どもの母親として、子育てやお金について日々模索中。