還暦前に知っておきたい「老後資金の準備」のお話。生命保険の契約で注意すべき点とは?

知っておきたい「外貨建て保険の為替リスク」

では、具体的にどのような相談が寄せられているのでしょうか。さきほどの報告書をみると、「外貨建て生命保険を勧められクーリング・オフしたが、円高で損が出た」「元本保証と約束した上で契約したのに実際はそうではなく、すでに80万円ほどの損失が出ていた」といった内容が見受けられます。

そもそも外貨建て保険は、「毎月の支払いは円で行ない、それを保険会社がドルに変えて運用する」という仕組み。現在の日本の金利は非常に低いため、国内より高い金利で運用できるというメリットがあります。

その一方、円に戻す場合には為替リスクが発生します。為替レートによっては、思わぬ損失が出る可能性も。「いざ老後資金が必要になったとき、思ったよりお金が戻らなかった」という事態にならないよう、為替リスクや解約のタイミングの重要性を知っておくことが大切です。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。