販売員の話を鵜呑みにしない
生命保険に加入したきっかけとして、「銀行員に勧められたから」といった理由が多く挙げられます。ところが、なかには「あまりに熱心に勧誘するから信じて契約したが、損失が出た」「契約した金融機関が、実は代理店だった」という声も。
実際のところ、低金利や長引く不況により、本業より金融商品の販売に力を注いでいる銀行が増えています。そのため、顧客の利益より実績を優先させ、銀行にとって都合のいい商品を勧めるケースも珍しくありません。自分のやり方を振り返り、「実績欲しさに、保険会社や投信会社の下請けになっていた」「販売手数料を重視し、お客様は二の次だった」と感じている金融機関の職員も存在します。
これらを踏まえ、老後資金について考える際は、販売する側の話を鵜呑みにし過ぎないよう注意しておきましょう。もし勧誘されてもすぐには契約せず、時間を置いて慎重に検討することが重要です。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。