買取額が高くなる「特殊ケース」とは
奇抜な色であっても高値で取引されるというケースがあります。それは「希少価値の高いボディカラー」の車です。
一時期話題となった「ピンククラウン」(ピンク色のクラウン)がいい例で、1カ月間という非常に短い期間限定で販売された車の台数は650台。中古車として出回っている価格はもはやプレミア価格が付いているといっても過言ではありません。
このように、奇抜な色であっても期間や台数を絞って販売されたボディカラーは価格が高騰しやすくなります。ご自身が検討している車に限定生産などで希少価値のあるボディカラーが用意されている場合、先行投資として検討してみるのも良いでしょう。
まとめ
車の色によって変わってくる将来の価値。無難な色を選んで数年後の乗り換え時に少し得をするか、それとも多少損をしてでも好きな奇抜な色を選ぶかは人それぞれでしょう。
一般的な知識としてこういったことを覚えておくと、購入時に役立つかもしれません。また友人知人と車の話題になった時に盛り上がるかもしれませんね。
参考
『第67回「2019年版世界自動車人気色調査報告書」』アクサルタ
宇野 源一