買取額が高くなる傾向の色はコレ!

無難な色とそうではない色では買取額に差が出てくるということで、次にどの色の買取額が高くなりやすいのか?という点も確認していきましょう。

前述したように「白、黒、グレー」に加えて「シルバー」の買取金額が高くなりやすい傾向にあります。ですが、これはあくまでもベーシックな考え方で、車の種類や車格によって変動が出てきます。

例えば、高級車の場合は基本色が黒か白という暗黙のルールがあり、それ以外の色の査定価格はマイナスと(安く)なります。

逆に、軽自動車やコンパクトカーのような大衆車の場合は例外もありますが、色による買取額の幅がとても狭くなります。

また、スポーツカーのような趣味嗜好の高い車においては、白や黒が高価買取されるというルールがまったく適用されないケースがあります。このケースに該当する車の一例としては、『R34型スカイラインGT-R』のベイサイドブルーやミッドナイトパープル、『インプレッサWRX STi』のWRブルー、『スイフトスポーツ』のチャンピオンイエローなどです。

高く売れる色には地域差もある

意外と知られていないことでもありますが、高く売れる色には地域差があるともいわれています。

例えば、雪が多く降る北海道や東北地方では、汚れが目立ちにくいシルバーやグレーが好まれやすい傾向にあるようです。そのため、これらの色の車の買取額が高くなるといったケースがあります。

関西の方に目を向けると大阪では黒色が、愛知ではホワイトパールが好まれる傾向にあるともいわれています。全国にチェーン店を構える大手の買取店ではこれらの傾向はあまり強くないですが、地域密着型のような買取店では地域で好まれやすい色の車の買取額が高くなりやすいようです。