対処法その1:暖房を全開にかけてエアコンの内部を乾かす

最もアナログ的な方法となってしまいますが、効果が即座に感じられるのがこの方法。エアコンの内部に付着した水滴を強制的に乾燥させてしまうという方法です。

車に乗り込んでエンジンをかけた際に約5分間エアコンの設定温度と風量をMAXにします。その間車に乗ることはできませんが、エアコンの内部機構を乾燥させることができますので、イヤな臭いを除去することができます。この際、エアコンのコンプレッサー(エアコンの操作画面の「A/C」)をONにすることを忘れずにしましょう。


対処法その2:エアコンフィルターを交換する

エアコン内部を乾燥させても臭いが取り切れない場合は、次の方法としてエアコンのフィルターを交換してみましょう。家庭用のエアコンと同様に、車にもフィルターが装着されています(一部車種はオプション扱いのものもあります)。

車用のエアコンフィルターは主に外気導入している際に機能しますが、外気には花粉や埃以外にも排気ガスなども含まれているため意外と汚れます。エアコンフィルターを洗うことも可能ですが、手間を考えると交換することを考えても良いかもしれません。

1万km走行または1年に1回を目安に交換すると良いといわれています。カー用品店やディーラーで交換してもらえますが、自分自身でも交換することが可能です。