子どもがいる家庭では、子どもへの教育もしっかり考えていることでしょう。それは学習面だけではなく、生活面、あるいは一生涯使っていくマナーや礼儀、生きるための知恵や知識も含むと思います。現在高校生の子どもが2人いる筆者が、子どもに親として伝えていかないといけないと考えていることを3つ紹介していきます。

学校は万能ではない。教えてくれないことの方が多い

親として子どもに教えていく必要があると感じることは、子どもの年齢によって大きく違ってきます。家庭での役割としては、人としてのマナーや生活習慣に関することが多いのかなと思っていますが、学校などとの連携も必要になってくるでしょう。でも子どもの教育は基本的には親が主体でしていくことだと思っていて、特に生涯にわたって必要となる知識や知恵は親が教えないと身につかないとさえ思っています。

理由は学校では教えてくれないからです。学校のカリキュラムには限界がありますし、「そもそも家庭で親が教えること」という認識もあるのでしょう。まずは「学校では教えてくれないこともある。むしろ教えてくれないことの方が多い」と理解した上で、「親が子どもに教えるべきことがある」と親が考えることが、子どもの教育においては大切なことなのかなと、子育てをしてきた筆者は考えています。筆者の子どもは高校生ということもあり、高校生に親として教えていこうと思っていたこと、そして今も思っていることが3つあります。