住宅ローンは金利、残高、完済までの期間を確認する
毎月の出費の中でこれさえいなければと誰もが思っているのが住宅ローン等の住居費用ではないでしょうか。
しかしこの住宅ローン、見直しをすることで毎月の支出を抑えることができるかもしれません。
近年、ネット銀行等の登場とゼロ金利政策の継続により、住宅ローンの金利はとても低い水準になっています。もし自分の住宅ローンの金利が現在の借り換え金利よりも1%以上高いという人は、一度借り換えシミュレーションをしてみると良いでしょう。
ただし、あまり金利が変わらない人や住宅ローンの残債があまり残っていない人、また完済まで10年未満という人は、見直してもお得にはならないかもしれないので注意が必要です。
なぜなら住宅ローンを見直すのは、別の金融機関で再契約を行うということです。謄本や売買契約書、重要事項説明書、年収を証明する書類等たくさんの書類にまみれながらの契約事務を再びこなさなければなりません。また、抵当権も新しい銀行で再設定が必要になるため、登録費用や司法書士への報酬が必要になり、諸費用がかさみます。
しかし、それでも金利負担は意外と大きいため、私が金融機関で勤務していた時も、実際に借り換えのシミュレーションを見てびっくりしていたお客様もいました。
ですので、自分の住宅ローンの金利は高いと感じている人は、一度チャレンジしてみる価値はあるでしょう。