定年後の退職金の運用法を、世界の富裕層に学ぶ

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定年後の資産運用は誰にとっても興味のある分野で、同時にどうしたらよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、資産運用で成功している人を参考にするというのはひとつの考え方だと思います。

今回は、世界の富裕層がどのような資産運用をしているのかについてみることで、退職金をどのように運用したら良いのかを学んでいくことにしましょう。

世界の富裕層とはどのような人たちか

フランスのコンサルティング会社であるキャップジェミニが毎年公開している資料、「World Wealth Report 2020」を見ると、世界の富裕層がどのような資産運用をしているかについて見ることができます。

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まずは、世界の富裕層とはどのような人たちなのかについて見ていきましょう。

一口に富裕層と言っても大きく三つに分けることができます。

最も資産を持っている層を「 Ultra High Net Worth Indivisuals(ウルトラ・ハイ・ネット・ワース・インディヴィジュアルズ)」と言います。資産規模では3000万ドル以上を持つ層で、日本円にすると約30億円以上の資産を持つ層であります。世界には18万3400人がいるとされています

次いで資産持っている層を「Miid-tier Millionair(ミッドティア・ミリオネア)」と言いまして、500万ドルから3000万ドルの資産を持つ層です。日本円にすると約5億円から30億円の資産を持つ層として定義しています。世界には175万7600人がいるとされています。

最後の富裕層の層は、「Millionar Next Door(ミリオネア・ネクスト・ドア)」と呼ばれ資産レンジでは100万ドルから500万ドルの層とされています。日本円にすると1億円から5億円の資産レンジとなります。この層の人数は全世界に1766万6600人いるとされています。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX