富裕層の財布の中身とは
それでは、世界の富裕層がどのような資産運用をしているかについて見ていきましょう。
最も皆さんご存知のように2019年末から2020年初めにかけて、中国をスタートに感染が拡大した新型コロナウイルスの影響により富裕層の資産運用の内容も多少変化したと思います。
ここではキャップジェミニの調査における2020年の1月から2月までの富裕層の資産内容について見ていくことにします。
富裕層の資産は分散投資されているというのがよく知られていると思いますが、 そうした話の通りに、今回の調査データでも資産が分散されているということが見えてきます。
- 株式：30.1%
- 現金及び現金同等物：25.2%
- 債券：17.1%
- 不動産：14.6%
- オルタナティブ： 12.9％
ここで言う不動産には住居は含まれません。またオルタナティブの中にはヘッジファンド、デリバティブ、外国為替、商品、プライベートエクイティなどが含まれています。
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