資産運用に失敗する人の特徴

このように世界の富裕層は様々な資産に分散投資をしているということがおわかりいただけたと思います。

資産運用に失敗する人の特徴としては、何か一つの資産に集中投資をするということがありますが、そうした方が失敗するケースとしては、自分で十分に認識しないリスクを過分にとっていたということがあげられます。

たとえば、不動産投資などでは金融機関から多額の借り入れを行い投資するということが多いですが、不動産は株や投資信託といった金融資産と比べると流動性がないという資産でありますから、当初想定した前提と異なった場合に簡単に売却できないつまり流動性がないといったところが投資の初心者からすると思わぬ盲点となるかもしれません。

世界の富裕層も不動産をポートフォリオに入れていないわけではありませんがその比率は2割に満たないということを考えてみれば、 資産運用初心者がいきなり最初に金融機関から多額の借入を行ってポートフォリオのほとんどを占めてしまうというのは過分なリスクを取っているとも言えます。