元信金マンが教える、定年後の退職金の運用法

リスクのある商品で運用する時に気をつけたいこと

しかし、そうはいってもできるだけリスクを回避して増やしたいと思うところではあります。特に退職金の運用は大きな失敗が許されません。そこで、退職金で投資信託のようなリスク性商品を運用する場合には、あえて一気に投資に回さずに、毎月少しずつ投資信託に振り替えていく方法を検討されてはいかがでしょうか。

例えば1,000万円投資信託を購入したいと思うなら、一気に買うよりもタイミングをずらして毎月すこしずつ預金から投資信託に振り替えていくと、購入金額が平均化されますので、自動的に安い時程より多く購入できるメリットが発生します。

また、タイミングをずらすことにより途中で金額を変更したり、購入する銘柄を変更することができますので、一気に買うよりも融通が効きます。

これは「ドル・コスト平均法」と言われる投資方法で、投資初心者でも失敗しづらいと言われています。

60歳からなんて運用できる期間が限られているから毎月分散投資なんて、と思われるかもしれませんが、日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳です。老後は20年以上続いていきますので、より資産を長生きさせようと思われるのであれば、期間を分散させながら資産運用を長く続けていくことを検討されてはいかがでしょうか。

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同志社大学卒。大学卒業後、金融機関で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は役所で主に中小企業支援などに携わり、現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポートを行う。ファイナンシャル・プランニング技能検定2級、一種外務員資格などを保有。