- 「どうしようもない」
- 「運が悪いから」
- 「仕方ない」
- 「人生こんなもの」
- 「自分だけが」
また、バブル景気やITバブルなど時代の恩恵を受けて大金を手にした記憶が忘れられず、いつまでも「あのときは良かった」と繰り返す人もよくいました。
こうして過去を振り返ってばかりの人は、昔の良かったころの思い出にすがりついて現状に向き合うことができない傾向が強く、改善策を実行しないまま借金を重ねていく傾向がありました。
逆に、お金を貯めて借金を返済していった人たちがよく口にしていたのは、下記のような前向きな言葉です。
- 「お金を借りて、お金のありがたみがわかってきた」
- 「借り入れをしたことで、事業内容を変更したり新しいことにチャレンジしたり、いろいろと試してみるキッカケになった」
- 「返済計画を立てて返済するのが楽しくなってきた」
おわりに
筆者自身、「お金と縁がないな…」と嘆いていた時期を振り返ってみると、ついつい「お金が貯まらない人」の口ぐせや行動になっていたことがほとんどです。まずはお金に対する意識を変え、ポジティブな気持ちを持ちましょう。
また、「頭では理解していても実行できていなかった」「気づけば、お金が貯まらない人の言動になっていた」ということもあると思うので、ときどき振り返ってみることも大切だと思います。
山内 良子